算出の基となる値
田中貴金属公表の店頭買取価格を基準(分母)として実際の買取単価(分子)と比較して%を算出しています。田中貴金属公表の価格はインゴット価格のみです。
K24、PT1000(9995)の純度であってもその価格はアクセサリー等の製品としての買取価格なので現状田中貴金属の公表価格より必ず少し下になります。再利用するためには精錬しなければならずその分の費用が必要であるためです。インゴットはインゴットと表記しています。
ゴールド(金)製品の%例
K18の場合は18(750)/24(1000)=75%でありK18の買取価格は75%前後が最大値であると考えられます。残り25%が別の金属(割金)となっており、25%のうちの一部で銀の抽出が可能であるため75%ぎりぎりも可能だと考えられます。一般的なイエローゴールドである場合10~15%程度割金に銀が使用されています。
店舗紹介で74%と記載している場合、26%も低いということでは無く75%がほぼ最大値であり、1つの基準として考えていただくとよいと思います。
買取金額トップレベルの買取価格でK18は74%台後半(74.6~74.9)です。(2026年時点)関西では10店舗以上あります。
プラチナ(白金)製品の%例
PT900の場合は900/1000=90%前後がぎりぎりの買取価格とはならない状況です。プラチナ製品ではパラジウムの割金が一般的で銀と同様に精錬によって抽出が可能です。パラジウム割の場合、金の割金で使用される銀と比較し圧倒的に高価です。ただしルテニウムやコバルト割といった他の安価な金属の割金もあり、割金によって価格差を設けている店も稀にあります。
買取金額トップレベルの買取価格でPT900は96%台、PT850は91%台です。(2026年時点)パラジウムは他の貴金属と異なり単独で価格変動があることもあるため、プラチナの価格に関係なくパラジウム相場によって850~950の%は今後も変わる可能性が高いです。
シルバー(銀)製品の%例
SV925の場合は925/1000=92.5%前後がぎりぎりの買取価格とはなりません。残りの7.5%は割金として価値が無く抽出できず、リサイクルのための精錬による費用が直でコストとしてかかってきます。また、シルバー製品の場合、査定の点数が多くなることも多々あり、純度の確認で時間を取られた上に金やプラチナに比べて圧倒的に単価が安いため力を入れていない店が多い現状です。他店と比較し金の買取価格は高いのに銀は安いこともあります。単価が低いゆえ保管や輸送のコストも10倍以上(金では約50倍、プラチナでは約20倍)です。
買取金額トップレベルの買取価格でSV925は83%台です。(2026年時点)
いつでも保証される値では無い
日々追って確認していますが公表していない買取店等もあるため時点による%の算出です。当サイトに掲載公表している%は平常時(数%程度の変動時)に調査した値です。
平常時には基本的にほぼ変わりません。PT製品で普段高く設定している店舗は稀に変わります。
相場急変時には変動のリスクを買取価格に反映し抑えた金額にするところもあります。2026年の事例として買取店のみならず、質屋が特に顕著で平常時の買取価格の設定より5%前後下げるところもありました。
田中貴金属の公表は9:30と14:00が基本ですが、他の時間帯でも変更しており、その公表に合わせて買取金額を変更している店舗もあります。朝一で最も買取金額が高い買取店が1日変更せず、買取金額を変更する買取店が17:00の価格公表で金額を上げた場合、朝一では高い買取店と買取価格が逆転することはありえます。