貴金属(金、プラチナ、銀)の買取(売却)で買取店に持ち込む前にぜひ見ていただきたいことを掲載しています。貴金属価格としての買取になる物(インゴット、喜平含むノンブランドアクセサリー、地金型コイン等)の売却、買取を主な対象としています。ヴァンクリーフ等ハイジュエリー、ラグジュアリーブランドではブランドとしての査定になるため当サイト対象外です。グレードの高いダイヤ、石等付属の貴金属も基本的には対象外です。それらの査定に力を入れている場合も多いため査定の比較候補としてはご活用いただけると思います。ブシュロン、ショパール等でも物によっては貴金属価格になるものもあります。グッチの金製品(リング、ネックレス等)は概ね貴金属価格です。
前提
買取価格
2025年現在、あなたが行く買取店の金、プラチナの買取価格が田中貴金属(RE:TANAKAではない)の店頭買取価格の97%あれば高いです。銀は90%。金プラチナ銀のインゴットは100%。査定・買取当日に下記リンクでご確認ください。※別途手数料を取る店舗ではそれを含んだ金額
K18の場合は価格×0.76で概算は出ます。YGイエローゴールド、PGピンクゴールドは割金が銀、銅で圧倒的に安いため18/24=0.75の若干増です。WGホワイトゴールドは割金パラジウム混のため僅かに高い場合もありますが大抵の買取店は同じ価格です。
PTの場合は割金がパラジウムのため単純計算では出ずパラジウムの相場と各買取店の考え方に影響されます。
買取手数料
基本的に買取手数料は買取価格に含まれています。(全く無い店もあります)
別途買取手数料を取る場合は2025年現在、3~5%が多いです。
別途買取手数料を取る店は提示している買取相場価格に手数料が入っている上にさらに別途手数料を取る場合が多いため当サイトのおすすめの買取店より基本的に安くなります。
無いと思いますが2025年時点では分析料や査定料がかかる店があれば行かないほうがいいです。貴金属の査定、買取でかかるとすれば買取手数料です。
BRANDOFF、なんぼや、おたからや等に買取手数料についての記事があり、内容の参考にはなりますが現在の買取店の実態に即していないため無視していい情報です。別途買取手数料が無く買取金額が高い買取店はありますし当サイトで掲載しているおすすめ上位の買取店は量が多くないといけないというような条件は無いです。持ち込みが数gでも公表価格で買い取ってくれます。
冒頭で記載しましたが当サイトで最上位としておすすめしている買取店の多くの買取金額は金プラチナは田中貴金属の店頭買取価格の97%、銀は90%、金プラチナ銀のインゴットは100%です。全ての手数料を含んでこの%です。
よって別途手数料を取る店の買取価格が田中貴金属の店頭買取価格と同じであればいいかもしれません。
2025年現在、金プラチナのインゴットで田中貴金属公表の店頭買取価格で買い取らない買取店は検討の余地無しです。
買取のg単位
基本的に0.1g単位です。計量自体は0.01以下でされていますが0.01単位は切り捨てられます。
ダイヤ、石等が付いている場合ct数をg換算した際の0.1g単位に切り上げたg数が引かれます。1ct0.2gなので0.1ctなら0.02gですが、0.1ct1点の場合、貴金属の計量g数から0.1g引かれます。メレダイヤ等複数ある場合は別日に持ち込むよりまとめて売却のほうが余分に引かれずに済みます。
同じ品位を複数点(K18のもの複数、等)持ち込む場合、別々に計量されると0.01g単位は切り捨てられるため買取の総g数が少なくなる場合があります。ブランド価値やアクセサリーとしての価値で算出している場合を除いて金やプラチナ、銀としての買取の場合は品位が同じならまとめて計量をお願いしたほうがいいです。
例)K18の喜平、アクセサリー等5点ある場合
まとめて:10.09g+10.09g+10.09g+10.09g+10.09g=50.45g 買取g数50.4g
個別:10.0g+10.0g+10.0g+10.0g+10.0g=50.0g 買取g数50.0g
買取金額の単位
買取店によって1円単位のところもあれば1000円単位の買取店もあります。
手数料を別途取る買取店では個別で何%取ろうが自由なのでこの項目は関係ありません。
1円単位やまとめて計量であれば問題ありませんが、前項に記載した0.01g単位の切り捨てを気にせず売却すると2重で切り捨てを受ける場合があります。品数が多くなれば下記例よりさらに金額差が広がります。
例)まとめて計量かつ1円単位の買取店の場合
10.09g+10.09g=20.18g 買取g数20.1g
222,220円×20.1g=446,622円
まとめて計量かつ1000円単位の買取店の場合
10.09g+10.09g=20.18g 買取g数20.1g
222,220円×20.1g=446,000円
1000円単位の買取店が個別計量した場合
個別:10.0g+10.0g=20.0g 買取g数50.0g
222,220円×10.0g+222,220円×10.0g=222,000円+222,000円=444,000円
買取実績
おすすめサイトやランキングサイトに買取実績が多い店舗をおすすめしていたり、各店舗ホームページに買取実績を掲載している買取店がありますが貴金属において買取実績は必要ありません。
重要な点は買取価格です。当ページの最後に記載しますが大手買取店だから安心ではありません。
大手買取店
全国展開型の大手買取店の場合、査定の最終提示額がRE:TANAKAやNETJAPAN一般買取価格あたりかそれ以下で提示されることが多いです。そこから若干のプラスもありえます。上記2社は冒頭で記載した田中貴金属公表価格の約6%減(K24)約8%減(K18)です。NETJAPANの業者買取価格は3%減(K24、K18)。
全国展開している買取店ほど買取金額が提示された際にこちらが渋ると粘られる傾向にあります。本当に買取金額の高い買取店では粘られたり金額交渉になることは一切ありません。
1度きりの売却で買取金額の高い店舗が近くに無いのであれば大手買取店で粘ってみるのもありかと思います。相場状況(上昇トレンド)や店舗の事情等により当サイトで紹介する買取店に近い金額まで引き出せることはあります。
買取価格にこだわる場合、NETJAPANの業者買取価格付近まで上げてもらえればその買取店は頑張っていると思います。参考にリンクを張っておきます。
当サイトでおすすめしている買取店はNETJAPAN業者買取価格付近かそれ以上が多いです。
事前確認
買取査定前に確認しておいたほうが良いこと。買取価格、手数料がわからない買取店に行くなら特に事前の準備が重要です。
重量の確認
品位がわかるのであれば品位ごとに0.01g単位で計量できるはかりで重量の確認をおすすめします。大抵の店舗でX線検査装置での品位確認や比重計での品位確認のために裏に持って行きます。比重計であれば表に設置してある店舗もあります。私は経験ありませんが万が一紛失等あっても気付けます。
計量に関して店舗によって0.01gほどずれるので買取店を回る場合に例として9.99g~10.00gのものを持ち込むと、ある店舗では9.9g別の店舗では10.0gとなることがあります。比較的高精度のはかりでも0.01gの誤差があるため仕方ないです。運です。
私が使用している品位の確認や計量に使える物をおすすめ製品一覧に掲載しています。
買取金額の把握
前項の重量がわかれば買取価格を公表している店舗なら買取金額を計算できます。
買取価格がわからない場合や別途買取手数料がかかる場合も田中貴金属もしくは当サイトおすすめ上位の公表されている金額から概ね算出できるので事前に把握して妥協点をあらかじめ決めておくことが重要です。
重量がわからない場合は査定時に手数料も含んだg単価を自分で出すか出してもらいその単価で比較すれば高いか安いかわかります。事前に把握した単価との差額を出してg数をかければ合計の金額差もわかります。安くてもその金額が妥協できるならいいと思います。
最も注意すべき点としてホームページ、電話で確認した際にHP公表価格に喜平ならカット数で上乗せ、手数料無料と確認したにもかかわらず買取価格のg単価は下がった上に別途手数料(品位が同じであるにも関わらずg単価が異なる)も実際に査定を受けると引かれていることがあります。(某大手買取店(お○○○や)です)事前に把握、計算していると気付けます。”買取相場価格”の表示であるため何でもありなようです。
当サイトおすすめ以外の買取店を利用時の注意事項
査定に行くとよく言われる文言リストです。似たようなニュアンスの場合もあります。
買取価格(g単価)を公表していない、手数料が別途かかる場合の参考にしてください。買取の利用が初めて、あまり利用しない方にも参考になると思います。
”文言” とその解説を掲載しています。
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